代表挨拶



私は約25年にわたりパナソニック様向け通信機用ケーブルの開発/製造に携わってまいりました。

その間、通信機の小型化に伴い使用するケーブルもより細くて軽いものを必要とされるだけでなく、用途によっては100万回の屈曲に耐え得るといった、
その評価試験だけでも数か月を要するような桁違いの耐久性の要求に応えることや、 同軸ケーブルや光ファイバーを含んだ特殊なカールコードを開発し、伝送損失を抑えつつ、 カールコードとしてのバネ特性を維持させる等、お客様の新規モデルのコンセプトに応じて開発を行ってまいりました。 

お陰様でケーブルの開発、信頼性評価、解析等のスキルを身に着けることができました。 
 
平成元年にオーディオ用ピンプラグの成型加工から起業し、30年以上が経ちました。 
現在では自動車用、通信用、産業機器用の様々なケーブルをご注文いただいております。 
お客様に信頼される誠実な企業であり続けるため、常に新しい技術や工法・サービスへの挑戦を心がけています。 
 
また、生産集中によりネック工程となりがちな半田付けや圧着といった工程については 
常時作業者の育成を行っており、お客様の急激な増産や短納期要請にも柔軟に対応できるよう体制づくりに取り組んでいます。 

ハーネスメーカーはどこも大差がないように思われがちですが、長期に亘って安定供給をするためにはすべての従業員が品質面・技術面の高いスキルを身に着けていることが重要だと思います。 

そして常にお客様の期待の上を行く企業を目指しています。
 



有限会社フジモールド 
代表取締役社長 山﨑哲司